山部大喜の作曲のやり方はこんな感じです！

このブログで音楽のことについて、まったく書いていない私・・・最近、気づきました。音楽講師なのに・・・という訳で今日は、私がやっている「作曲の仕方」を時間系列に文章化してみます。しかしながら、作曲のことを文字にするのは結構、難しいのです。抽象的な文章が続くと思いますがご了承くださいませ。 

さて、私の中で作曲とは、「川釣り」に似ています。まず、魚はメロディ。

釣った魚をストックするクーラーBOXは、メロディを録音するハンディレコーダー（携帯でもOK）釣竿は楽器（ピアノ・ギター）。魚のえさは、ネタ（映画・小説・音楽・友人の話・テレビ・自分が体験した話・睡眠でみた夢の話等）ここまで、なんとなく理解してくれましたか？続けますね！

さあ、釣り（作曲）の準備が出来たら川に行きます。ここで言う「川」とは、ピアノやギターでコード（和音）を弾きながら、適当に歌い始め、ランダムに溢れ出てくるメロディを歌い続ける事です。（文章化しづらい・・分かりにくくてゴメンナサイ・・）

 そして、ネタを思い浮かべながら「どんな曲がほしいか？」決めます。（餌をつけて釣りスタート！）黙々と歌います。ヒットを待ちます。なかなか狙った獲物がヒットしません。いいメロディを見つける為に、ひたすら歌います。２０分経過・・・なかなか浮かばないので一旦止めます。

もう一度、餌（ネタ）を作り直す為に頭を整理します。ポイントを変えて再び挑戦！

歌います・・・歌い続けます・・・・おおっ！いいメロディがヒット！釣り上げると・・・なんか違う・・リリースします。歌います・・・歌い続けます・・・よっしゃ！これは大物だ～！魚が逃げないよう、このメロディを録音します。（メロディはすぐ忘れてしまうのです）

「釣ったメロディ」はとりあえず「Aメロ」とします。さあ、次を狙います！ ・・・・・そして「Bメロ」ヒット！ストックします。さあ次！！・・・・・・・・スタートから約２時間「サビ」という名の大物をゲット！！ 

これで「川釣り」終了。次に家に帰って釣った魚（メロディ）を料理します。ここでの「料理」とは、簡単に言うと音楽ジャンル（バラード・ポップ・ロック・レゲエ等）を選び、曲の速さ（テンポ）を決めて、釣ったメロディを「曲」としてまとめる事です。 

３匹の魚をどう料理するか考えます。まずはレシピを拝見。ここで言うレシピとは、アーティストの曲を参考にすることです。過去に作った料理であれば、レピシ使用率が少なくなります。（いきなりジャズ・ボサノバなんて無謀です） 

そして、考え・・考え・・・まとめて・・・まとめて・・・・出来上がり！！次に出来上がった曲を録音します。そして、２．３日この曲を一旦忘れます。そして、寝せた料理を再度 試聴します。（作った曲を客観的によい出来か判断する為です）そして、自分の中でOKが出たら完成です！！！私はこの時点で出来た曲を「原曲」と言っています。漫画でいうと原画みたいなもんです。

ふー今日はここまで！続きはまたいつか書きますね！いかがでしたか？少しでもみなさんに伝わってくれたらうれしいです！

 追伸

作曲に奮闘しているみなさん！！このブログを見て曲作りのヒントになれば幸いです。私は、曲作りが大好きです！作っても作っても、まったく飽きません。しかし、どんなに作曲しても満足できる曲は少ないのです。まずは、一曲！次に１曲！ひとつずつ完成させていけば、作曲能力はレベルアップしていきます。途中で諦めず、１つの曲を完成させて行って下さい。そうすれば、あなたにとって人生を変えるぐらいの曲が生まれるはずです。その名曲を私は聞きたいのです。それはラジオから・・・それは店の中から・・・未来に現れであろうその名曲を聞かせてください。わたしは楽しみに待っています。